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■ 将棋の歴史

1、将棋発祥の地

  そもそも将棋はどこで生まれたのか?このことに
  ついては正確なことは分かってないそうですが、

  インドではないか?というのが一応の定説です。


  インド→中国→日本という流れだそうです。

  これは仏教の流れと似ていますね。


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2、いつ、どのように将棋が日本にやってきた?

  将棋が伝わってきたのは奈良〜平安時代の初期

  にかけてのようです。


  ただ、この時代の将棋は駒数等が現在のものと

  異なる「大将棋」、「小将棋」、後に「中将棋」なる

  ものも生まれたそうです。


  現在の将棋のルールになったのは、後奈良天皇

  の時代といわれています。室町時代より前は、

  相手の駒を取っても「取り捨て」だったそうです。


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3、歴史に名を残す棋士達

  安土桃山時代になると、大橋宗桂と本因坊算砂

  という二人の将棋の名人が現れます。この二人

  の登場により将棋は盛り上がっていきます。


  大橋宗桂は、徳川家康が造った将棋所の「司(官

  司の等級の一つ)」に任命されます。そして幕府

  から給料を貰ったそうです。これが今で言うとこの

  「プロ棋士」の誕生でしょうか。


  いっぽう本因坊算砂は8歳で出家し、仏教を学び

  つつも囲碁にも没頭します。豊臣秀吉の前で有名

  な囲碁の強者を次々と倒し、褒美を貰ったとか。

  将棋の腕も超一流だったんでしょうね。


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4、将棋の流派

  江戸時代には大橋宗桂を祖とした大橋本家と、

  その二男の宗与を祖とする大橋分家、そして

  大橋家の門人の伊藤宗看を祖とする伊藤家が

  「将棋家元三家」と呼ばれ、この三家以外は素人

  と呼ばれていたようです。


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5、時代の流れ

  このように将棋は盛り上がりをみせますが、明治

  維新になって衰退してしまいます。再び復興した

  きっかけは、明治時代末期に「万朝報」という新聞

  が将棋を掲載したからでした。


  現在ではプロ棋士の対局はテレビで放送されて

  います。かつては将棋をテーマにしたドラマもあり

  ました。将棋の漫画も多数存在しますね。



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