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■ 将棋のルール

1、将棋盤と棋譜の読み方

  右の図は将棋盤を表しています。

  9×9=81マスの盤で勝敗を争います。


  駒の場所は数字で表現します。

  ※印の位置は5五歩といいます。


  将棋は二人で行う競技で、交互に指し

  進めます。一人が続けて指したりパス

  することはできません。





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2、駒の並べ方

  右の図の通りに並べます。


  駒の数は各8種類、20枚ずつです。


  両者の違いは王と玉のみです。

  どちらも役割と能力は同じですが

  上位者が王を、下位者が玉を使用

  するのが慣例となっています。







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3、駒の動きについて

  香車、角、飛車は進行方向に他の駒が

  なければ将棋盤の端まで一気に移動

  することができます。


  右の図でご説明すると、香車は一気に

  端まで行けます。しかし飛車は端に

  行くには敵の歩を取る必要があります。


  角の進行方向の先には自軍の銀が

  ありますので、端に行くには銀を動かさ

  なければいけません。


  駒を飛び越えることができるのは桂馬

  ただ一種類のみです。

  
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4、持ち駒について

  自軍の駒を敵軍の駒のあるマスに

  進めると、敵軍の駒を手に入れることが

  できます。この手に入れた駒を持ち駒と

  いいます。


  持ち駒は盤上には残さずに、盤の横の

  駒台に置きます。相手に見えるように

  しておきましょう。隠すのはダメです。


  持ち駒は駒がないマスであれば、6で

  ご説明する反則を除いてどこに指して

  もOKです。


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5、「成り」とは

  歩、香車、桂馬、銀、角、飛車は次の

  条件を満たすと成ることができます。


  @敵陣に侵入した場合

  A敵陣から敵陣に移動した場合

  B敵陣から脱出した場合


  成ったら駒を引っくり返しましょう。


  相手の成り駒を取っても、自分の駒に

  なるのは成る前の状態のものです。


  尚、金と王(玉)には成りがありません。






  しかし、以上の条件を満たしても必ず

  成らなければ、ということはありません。


  右の例のように成らないほうが有利な

  場面もでてきます。


  桂馬は成ることが可能ですが、成って

  しまうと王手、飛車取りができません。







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6、将棋の反則行為

  将棋の反則は3つあります。


  @二歩

   同じ縦の列に歩を置くこと。


  A打ち歩詰め

   持ち駒の歩で王を直接詰むこと。


  B動けない駒を指す

   これ以上行動できません。








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6、詰み

  相手を詰み(詰む、ともいう)の状態に

  追い込むことができれば対局終了です。

  こちらの勝ちになります。


  詰みとは、どのように動いても次の手で

  王が取られてしまう状態を言います。


  右の図は詰みです。王はどの方向に

  逃げても取られますし、と金を取ったら

  金に取られてしまいます。









  将棋のルール説明は以上で終了です。いかがですか?ルールをご存じでなかった

  方は、「思ってたより簡単」と感じたのではないでしょうか?将棋の入り口は広いと

  私も思います。でも、とても奥が深くて面白いゲームです(^−^)



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